完敗だった。スコアは1-3と大差はつかなかったが、試合の大半の時間帯で藤枝に主導権を握られ、特に立ち上がりと終盤に1点ずつ失点した前半は防戦一方といってよかった。今季、初めてJ2リーグで戦う藤枝だが、千葉以上の攻守の切り替えの速さ、選手が流動的にポジションを変えるパスワークを見せた。千葉は前からプレスをかけに行っても、藤枝にかわされて後追い守備になり、セカンドボールへの寄せ、1対1の攻防で後手に回ることが多かった。60分過ぎになって3人の選手交代を行ない、4バックから3バックにフォーメーションを変えたあとから複数の決定機を作れるようになったが、鈴木大輔のゴールで一矢を報いただけに終わった。試合全体を通して振り返れば、攻守両面の内容は今季で一番できの悪いものといっていい。前節(第8節)終了時点で最下位の徳島が水戸に敗れたため、千葉は今節終了時点で最下位に沈まずにすみ、そういった面でのショックはなかったものの、攻守で藤枝にレベルの違いを痛感させられるショッキングな敗戦となった。
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