千葉にとって第10節・町田戦からスタートした今季初の5連戦は、『2チーム体制』で臨みながらも3連勝して波に乗ったかに見えた。だが、首位に立つ長崎と対戦した第13節では、千葉の守り方を分析した長崎のパスワークに翻弄されて0-2で敗れ、3位の徳島と対戦した前節(第14節)は、中央を破るスルーパスも生かして攻める徳島に後半のアディショナルタイムにCKからの得点を許して1-2の逆転負け。特に、徳島戦の前半は千葉がいい内容で攻めていただけに、最後まで粘って守り切れない勝負弱さとともに、決定力不足もあっての悔しい敗戦となった。3連勝で5位にまで順位を上げていた千葉は、前節終了時点で6勝1分7敗の勝点19で10位に後退した。
8月28日の練習後のオンラインでの囲み取材で、8月25日に行なわれたという長めのミーティングについて問われた尹晶煥監督は、選手に改めて戦術理解とその実践を求めた。今節では現在、8連勝中で、前節終了時点の戦績は10勝1分3敗の勝点31で2位と、まさに絶好調の北九州と対戦する。仕切り直しを図る千葉にとっては、今の千葉の力を図る意味でもこのうえない相手といえるだろう。
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