首位の長崎と対戦した前節(第13節)の千葉は、千葉の守備のやり方を分析した長崎のパスワークに苦しめられた。立ち上がりから長崎にボールを保持される時間が長い中で、千葉は先に髙橋壱晟、佐藤寿人と続けて決定機を作ったが、長崎のGKの徳重健太の好守にゴールを阻まれた。そして29分、髙橋が味方に出したパスを長崎の大竹洋平に奪われ、素晴らしいミドルシュートを決められて失点。33分にはクロスボールから長崎の畑潤基にうまく追加点を奪われてしまった。後半開始時に佐藤寿に代えてクレーベを入れた千葉は、クレーベのポストプレーを生かし、守備ではブロックを築きつつもより高い位置でプレスをかけるように変更した。だが、千葉は長崎のパスワークの影響もあって適切な距離感での攻撃がなかなかうまくできず、結局、主導権を握れないまま0-2で敗れた。
読者コメント