第35節・山形戦で1-4の大敗を喫し、J1昇格の可能性が完全消滅したあとの第36節・長崎戦では2-0と無失点勝利を収めた千葉。依然として残る攻守の課題はあるものの、攻守で好材料を得て前節(第37節)の千葉ダービーに臨んだはずだったが、結果は0-3の完敗だった。攻守両面で出足の鋭い柏の圧力に押されがちの展開となり、千葉の攻守には消極的なものが目立った。19分にCKのこぼれ球への対応で相手に後れをとって失点。その3分後には競り合ったところで柏にボールを奪われ、カウンター攻撃から2点目を奪われた。攻撃では柏のプレッシャーに対して消極的になったことでスピーディーなボールの動かしができず、結果的に手数と時間をかけさせられる形になってなかなかフィニッシュに持ちこめない。反撃したい後半の公式記録のシュート数は、交代出場の船山貴之の直接FKの1本のみで、試合を通してもわずか4本だった。逆に、柏には19本ものシュートを浴びせられ、61分にはまたもやCKからのこぼれ球で失点してしまった。
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