千葉にとって非常に厳しい結果となった。千葉はフアン エスナイデル監督が天皇杯3回戦・神戸戦で採用し、失点までの30分間はよかったと手応えを得た3バックにダブルボランチ、両ウイングバックに1トップ&2シャドーでスタート。だが、試合後に熊谷アンドリューが「あんまりバランスはよくなかった。選手の距離感も最初のほうはよくなかった」と振り返ったように、選手のポジショニングや距離感がよくないことから攻守がうまく機能しなかった。失点後、試合時間が20分になる前に、監督は4バックにダブルボランチ、船山貴之がトップ下に入る3人の攻撃的MF、1トップはそのままラリベイの布陣への変更を、金沢のCKの場面で為田大貴を呼んで指示。その後、船山も確認して実行された布陣変更は、セットプレーからとはいえ3得点を生み出し、前からのプレスが機能し始めて安定感を少し取り戻した。だが、好転して千葉がつかんでいた流れは、70分の選手交代時にさらなる布陣変更を実行したことが影響して失われることになった。その布陣変更によって与えてしまったスペースを金沢にうまく使われ、選手個々や連係面でのミスも絡んで連続3失点。3-1だったスコアが最後は3-4となる痛恨の逆転負けとなった。
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