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【岡山vs千葉】レポート:先制するも攻守両面で肝心なところでのミスが多く、終盤の拙攻もあって逆転負け

【岡山vs千葉】プレビュー:『3人目』『4人目』が絡む攻撃でゴールを狙い、隙のない守備で今季初連勝を目指す

2017年06月03日 08:23 by akanuma_keiko
2017年06月03日 08:23 by akanuma_keiko
 
 
昨季の複数の主力選手が木山隆之監督とともに山形に去った愛媛を率い、第15節終了時点で8位と健闘する間瀬秀一監督との対決となった前節(第16節)。先に決定機を作ったのは千葉だったが、先にゴールを奪ったのは愛媛で、千葉のディフェンスラインの裏のスペースを突いた、愛媛にとっては狙いどおりの形での先制点だった。だが、第14節・長崎戦以来のスタメン出場で攻守に効果的なプレーを見せた佐藤勇人を中心に、千葉は気落ちすることなく奮起して反撃した。乾貴哉のJ初ゴールによる同点ゴールを皮切りに山本真希、町田也真人が追加点を奪って前半だけで3得点。後半にCKから近藤直也がヘディングシュートを決めて3点差としたが、選手交代とシステム変更、ポジションチェンジで粘りの戦いを見せる愛媛に1点を返されて4-2で勝ち、今季初の逆転勝利を収めた。

昨季は6位となって進出したJ1昇格プレーオフで、3位の松本と対戦した準決勝を2-1で勝った岡山だが、C大阪との決勝戦は0-1で敗戦。悲願のJ1昇格を達成できなかった。長澤徹監督が率いて3シーズン目だが、今季は昨季のチーム最多得点者の押谷祐樹、『10番』を背負って攻守で活躍した矢島慎也、守備陣だけでなくチームを牽引してきた岩政大樹、守護神の中林洋次などがチームを去り、エースストライカーの赤嶺真吾が第4節での負傷で戦線離脱。さらに、元千葉の伊藤大介、竹田忠嗣が負傷した影響もあって攻守両面の戦力不足で苦戦し、前節終了時点で17位となっている。
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