前節(第6節)の京都戦は激しい雨でピッチのいたる所に水溜まりができ、ボールコントロールが非常に難しい状況下でやるべきサッカーを割りきってやりきった千葉。中村太亮のFKのこぼれ球に詰めたキム ヒョヌンの今季初ゴール、交代出場の田中佑昌のクロスに合わせたネイツ ペチュニクの今季4点目のゴールで2-0の勝利を収めた。第5節で負傷した金井貢史が欠場したが、Jデビューとなった大卒ルーキーの北爪健吾が持ち味の粘り強い守備を披露。スコアが4-4と打ち合いになった第5節・C大阪戦を除けば、5試合で失点1(第3節・栃木戦)と前線からのプレスなどハードワークの効果が表われている。第6節終了時点で勝点15の磐田に次いで2位(4勝2分の勝点14)につけている。
今節で対戦する大宮とは2009年以来の対戦で、J2リーグでの対戦はなく、J1リーグの対戦成績は千葉の4勝1分5敗とほぼ互角。だが、今季の大宮はC大阪と同様にJ1クラスの戦力を誇るJ2優勝候補だ。今季は第6節終了時点で3勝2分1敗の勝点11で7位だが、序盤は負傷者が多かった。特に、攻撃の中心選手であるムルジャと家長昭博が開幕戦以降は欠場となったのが痛かった。第4節・札幌戦(スコアは1-1で得点者は横谷繁)と第5節・岡山戦(スコアは0-0)は得点機で決めきれずに連続で引き分けとなった。
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