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【J2第35節:千葉vs京都】試合レポート:シンプルにゴールを狙う京都の気迫に負け、イージーミスが目立つ攻守で自滅の完敗

試合レポート:シンプルにゴールを狙う京都の気迫に負け、イージーミスが目立つ攻守で自滅の完敗

2016年10月09日 17:28 by akanuma_keiko
2016年10月09日 17:28 by akanuma_keiko
主審が試合終了を告げるホイッスルを吹くと、近藤直也はその場にしゃがみこんでしばらく動かなかった。整列に向かう佐藤優也が近藤の体に触れながら声をかけると、ようやく立ち上がって整列した近藤だが、ずっとうつむいたままだった。その後、選手が場内を一周するように挨拶に行き、ゴール裏スタンドに行ったところで千葉サポーターと何やらいざこざがあったようだが、筆者はその場を見ていなかったため、今回の件についてはわからない。だが、サッカーを取材する記者としてクラブや選手とサポーターの関係や過去の出来事を考えた時、入場料を払っている観客だからといって何をしてもいいわけではないし、スタンドからの物の投げ込みはJリーグの規定の禁止事項なので故意にやったのならばクラブから入場禁止の処分を受けても仕方がない。『応援してやっている』という気持ちならば、それはもはや『サポート』ではなく、その人はもういわゆる『サポーター』ではないと思う。ましてや『WIN BY ALL』というチームのスローガンを応援に使うサポーターが、試合に勝った時は「自分たちの応援のおかげ」で負けた時は「選手や監督のせい」だけにして、ブーイングでの意思表示ならばともかく、周囲も聞くに堪えないような相手を傷つける言葉を浴びせていては、そのスローガンを口にする資格はないだろう。
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