プレーを止めると選手たちに今の場面の問題点について話し、「こうすべきじゃないか」と指示をする関塚隆監督。
●関塚隆監督:
Q:いよいよJ2リーグも残り3試合になりました。
「そうですね。ここで順位が決定するので。今までもしっかりと我々の立ち位置で残り5戦から(第38節)岐阜戦、(第39節)札幌戦と戦ってきましたが、自分たちが満足する結果が出なかったです。やはり対戦相手もそういう必死さの中での戦いで、我々も今度はそういう戦いがホームでの東京V戦であり、本当に雌雄を決する戦いになると思います。我々も十分にしっかりと準備をして戦いに自分たちの全てのものを出していくようなスタンスで臨むのみです」
Q:札幌戦は本当に残念な結果で、我々担当記者も悔しい思いをしました。
「多くのサポーターにそういう気持ちをさせる結果を出してしまったのは私の責任です」
■(札幌戦)後半への入り方のところをもう一回しっかりとやって、(時間に余裕を持たせて)選手を落ち着かせて出していくということをやらせたかった。
Q:ただ、その中でも2回リードを奪えたことはポジティブに捉えられるのかなと思います。今までは失点すると下を向いてしまったりしたので、選手もそれはすごくよかったと話していました。
「それはその通りだと思います。ただ、やはりあの試合でカギを握ったのは(72分に千葉が点を取って)すぐに(74分に札幌に点を)リスタートで取られたというところで、あそこが1つの勝負の綾というかカギになったかなというふうに思っています。そのへんのところをしっかりとやって戦っていく。
ただ、それよりも私が一番選手たちに注意したいのはやはり後半を迎えるときのロッカーアウトのタイミングで、札幌がしっかり準備して行ったけど、我々は時間としては大丈夫だったと思うんですけど、(ピッチに)出てすぐにキックオフで縦にボールを入れられてシュートがゴールポストに当たった。私としては、あそこの後半への入り方のところをもう一回しっかりとやって、(時間に余裕を持たせて)選手を落ち着かせて出していくということをやらせたかったなと思います。そういう中で追いつかれたけど、一回引き離したのは選手たちがよくやって戦ってくれたところではありますけど」
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