11月だというのに日焼けしそうなほどの陽射しで気温が高い中、10時からの練習に取り組む選手たち。
10時開始の練習は雲一つない青空。小春日和といいたいところだが、気温が20度を超える中で風がほとんどないこともあり、長時間日向にいると降りそそぐ陽射しは夏のような暑さだった。練習する選手たちは汗だくでこまめに給水していた。
諸事情のため筆者の到着は10時20分頃となったが、10時半頃からの練習はピッチの約4分の1サイズのコートで、1つのゴールの前にGKと守備側の選手が4人、それに対峙する攻撃側の選手はコートの中に3人、そしてコートの周囲に3人いる形でスタート。早くボールを動かしてシュートまで持ちこむ狙いがあるようで、あるシーンのあとに関塚隆監督は選手たちに「今、(佐藤)健太郎がワンタッチで縦に入れて展開した時、2タッチとかしてボールを動かしていたら、(守備側に)中を閉められるぞ!」と言った。この練習から最後の全体練習まではすべてオフサイドがあるルールで、守備側と攻撃側の駆け引き、そして守備側はラインの上げ下げのコントロールにミスがないように意思統一が求められた。
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