J2リーグ戦で第18節・仙台戦、第19節・町田戦と連敗して迎え、リーグ戦の悪い流れを断ち切る意味でも、必勝を期した天皇杯2回戦・大宮戦だが、攻撃も守備も今季の千葉の課題を露呈した敗戦となった。前半はボールをしっかりと動かして優位に戦い、複数の決定機を作ったものの、シュートの精度不足で決められない。すると後半、ビルドアップ時の連係ミスとパスミスが絡んで大宮にボールを奪われ、カウンター攻撃の形でアーリークロスからワンチャンスともいえるシュートを決められて失点。反撃を仕掛けるものの、攻撃のバリエーションを欠くなどして大宮の守備を思うように崩せず、その中でも作った得点チャンスもまた決定力不足が響いて無得点に終わってしまう。J2リーグ戦では第15節・甲府戦、第16節・清水戦、第17節・栃木戦と3連勝したが、天皇杯2回戦を0-1で敗れた千葉は、これで公式戦3連敗となった。
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