試合の流れを見れば、千葉が60分頃からボールを保持して攻め続けていた時間帯に先制点を奪っていたら、勝ちきれた試合となる可能性が非常に高かった。ペースをつかみ、相手を押し込んでいるにもかかわらずゴールを奪えない。決定力不足という課題ももちろんあるが、今節の千葉は町田の粘り強い守備もあったとはいえ、そういった時間帯に決定機を作るところまでなかなかいけなかった。決定力云々の前に攻撃力の中のチャンスメーク力に大きな課題があることを改めて突きつけられた一戦となった。とはいえ、町田に数少ない決定機を確実にモノにされて先制点を奪われても、失点のわずか3分後にセットプレーから同点ゴールを奪えたのは大きい。攻めこんでいるのに点が取れず、逆に相手にゴールを許して、そのままズルズルいってしまって負ける。そんな『弱さ』や『脆さ』を見せがちだった千葉だが、今節で得た勝点1は変わりつつあることを示すものといえそうだ。
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