直近4試合は2分2敗という状況で前節(第32節・群馬戦)に臨んだ千葉。群馬は第31節終了時点で15試合勝利なし(2分13敗)の最下位と苦戦中だったが、千葉は群馬の体を張った守備を最後まで崩しきれなかった。ボール保持率で上回り、シュート数も群馬の4本に対して4倍近くの15本で、CKも15回と多かったものの、ラストパスやシュートの精度を欠き、思うようには決定機を作れなかった。逆に、群馬には24分の鈴木崇文の直接FK、79分のカウンター攻撃からの高井和馬のシュートという2回の決定機を確実に決められ、千葉はノーゴールで0-2の敗戦。今季はまだ無失点試合がなかった群馬に、無得点に抑えられた結果となった。J2リーグ戦が残り10試合の現時点で、千葉はJ1昇格プレーオフ進出圏内の6位の横浜FCに勝点差8の13位と非常に厳しい立場となった。
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