第31節終了時で10位の千葉が勝点差は1ながら8位の山口と対戦した9月18日のJ2リーグ戦第32節。勝てば千葉が勝点で山口を上回るため、少なくとも1つは順位を上げられるチャンスである直接対決だったが、90+2分の失点で1-1の引き分けに終わった。前半から高い攻撃力を誇る山口がボールを保持したものの、それは千葉には想定の範囲内で、千葉はカウンター攻撃も交えて攻め返した。65分にエウトンのJ2リーグ戦では3試合連続、天皇杯を含む公式戦では5試合連続のゴールで先制したが、前半は山口の1回に対して千葉は4回の決定機があった。それだけに前半に先制点を奪い、さらに追加点を奪えていれば千葉は主導権を握ることができ、優位に試合を進めることができた。下のカテゴリーのチームとの1試合があるものの、この山口戦の前までの公式戦4試合は複数得点をあげていただけに決定力不足が悔やまれた一戦だった。その一方で、前半から山口のシュートやラストパスの精度不足に救われた面もあったし、千葉の交代選手のプレーが今一つだったにしても、5バック気味にして守りきろうとして守りきれなかったのは痛かった。長谷部新体制で強化を図りつつある守備だが、やはり個と組織でミスが出ると苦しい。
【仙台vs千葉】プレビュー:『際』の勝負…
■明治安田J2リーグ 第12節 4月27日(土)仙台 0-2 千葉(14:03…
読者コメント