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【天皇杯1回戦】レポート:エウトンが4ゴールと大活躍もイージーなボールロストと決定力不足の課題が残る

試合レポート:エウトンが4ゴールと大活躍もイージーなボールロストと決定力不足の課題が残る

2016年08月28日 16:49 by akanuma_keiko
2016年08月28日 16:49 by akanuma_keiko
天皇杯1回戦について「いろんなことを考えてベストメンバーで臨みます」と話していた長谷部茂利監督代行は、この試合ではJ2第30節・岡山戦の内容を継続し、さらなるレベルアップを求めた。北海道学生リーグではコンスタントに優勝争いをしているとはいえ、全国大会では1回戦負けが続く北海道教育大学岩見沢校が相手となれば、千葉は圧倒して勝つことが求められる。そして、結果はエウトンの4得点を含む5ゴールを奪い、無失点での勝利となったが、内容は地力の差があることが逆にマイナスに働いた面もあった。

千葉は岡山戦のスタメンから2人を変更。GKは佐藤優也から藤嶋栄介の負傷後はベンチ入りが続いていた岡本昌弘に代わり、岡本にとって今季の公式戦初出場となった。そして、岡山戦で負傷交代した近藤直也に代わり、センターバックの一角に大久保裕樹が入った。一方、北海道教育大学岩見沢校は詳しくは分からないものの、試合後の越山賢一監督の話では「教育実習に行っている3年生は(北海道に)置いてきました」ということで、センターバックの重森剛司はメンバー外になって忠政慶之がスタメンとなったと思われた。

試合は戦前の予想どおりに千葉がボールを保持し、再三、北海道教育大学岩見沢校のゴール前に迫った。5分にはエウトンがミドルシュートを放ち、北海道教育大学岩見沢校のGKの福永浩哉が胸の高さでキャッチに行ってこぼれかけたが押さえた。8分には右サイドを船山貴之が突破したあとに左サイドに展開し、町田也真人がシュートを打つもDFがブロック。これで得たCKは長澤和輝と町田とのショートコーナーで相手を揺さぶり、エウトンが決定機なシュートを放つも福永がファインセーブで失点を阻止した。

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