未消化の1試合があって暫定順位ながら首位に立ち、第15節終了時の総失点は7でJ2リーグ最少失点の数札幌と対戦した前節(第16節)の千葉。試合開始から20分で町田也真人と阿部翔平がゴールを奪ったように、選手が距離間よく連動した攻めを見せ、その一方で38分の失点シーンまでは札幌に決定機を作らせなかった。だが、2-0とリードした後の精神面の緩みや試合の進め方などの問題が徐々に発生。さらに38分の失点シーンでは、相手のサイドからのドリブルの仕掛けや左右の揺さぶりへの対応のまずさという以前からの問題点がまたもや露呈した。その点の修正について、近藤直也は「どこが一番危ないかっていったらゴール前だから、そこは監督が『中盤の選手は前に残れ』って言っていようが関係ないし、もうそこは本当に個人戦術のところだから、もう本当に危ないなと思ったら戻ればいい」と選手個々の状況判断の意識の変化を求める一方で、攻守両面でのチームメイトに対する要求の少なさという千葉の問題点を解消していく必要性を語った。
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