敗因はいくつかあるにしても、まずは前半の戦いぶりが悔やまれる一戦だった。公式記録の前半のシュート数は、千葉がわずか2本だったのに対してC大阪は13本。2失点はいずれもセットプレーで、セットプレー時の守備ももちろん問題だが、相手にパス回しを自由にさせてしまってシュートにまで持ちこまれてしまう守備は大問題。前節(第5節)の群馬戦はスコアレスドローに終わったが、立ち上がりから攻守ともにアグレッシブに戦えていた。だが、今節は立ち上がりからいきなり勝負を決めに来たかのようなC大阪の勢いをもろに受けてしまった感じで、それをはね返すパワーが感じられなかった。筆者は現地に取材に行っていないため、実際にプレーしていた選手が前半の戦いをどう感じたのか、そうなった要因をどのように考えているのかまだわからない。だが、これをしっかり分析して修正していかないと、同じような戦いぶりをまた見せてしまうこともあり得る。
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