里内猛フィジカルコーチが先頭に立ってのジョギングで、選手の先頭にいるのはやはり水野晃樹。敬愛する先輩である坂本將貴に倣って、チームを引っ張る意識の強さをジョギングでの位置でも示す。
関塚隆監督と小倉勉ヘッドコーチが菅原大介コーチの持つホワイトボードを見て話しながら、このあとに行なうゲーム形式の練習の詳細を確認していた。
GK陣の練習で行われていた2対2のゲーム形式の練習。ゴールが決まると決めた側のチームの選手からは歓声、そして決められた側のチームの選手からは悔しそうな声があがっていた。
ゴール前の攻防を想定したGK陣のキャッチングの練習。キャッチングする選手以外はそれを邪魔する相手選手の役割を務める。この場面では岡本昌弘がハイボールを見事にキャッチしたが、低めのボールやグラウンダーのボールもゴール前に飛んでいた。
ゴール前にクロスが入った時を想定した練習の前には、集まった選手たちが関塚隆監督がホワイトボードを使って練習のポイントを説明するのを聞いていた。
ゴール前にクロスが入った時を想定した練習の一コマで、ボールの動きを見ながら相手選手と駆け引きして動く選手たちの顔は真剣そのものだった。
紅白戦では激しいマッチアップが繰り広げられていた。この写真の直前には中村太亮がこぼれ球を奪われないように金井貢史のシャツを引っ張っていたが、結局、金井がマイボールにして素早く攻守が切り替わった。
紅白戦でボールを保持した富澤清太郎はそのまま少し持ち上がって前線にフィード。富澤から正確なロングパスが出れば攻撃陣は得点チャンスを作りやすくなる。
第35節・愛媛戦で貴重な決勝ゴールを奪いながらも前半途中で負傷交代し、欠場が続いていた井出遥也は最終節を前にコンディションを上げてきている。攻撃の活性化が期待される井出にはサポーターの期待も高まっている。
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