ジェフ便り

【スタジアムからの便り】J2第2節水戸ホーリーホック戦

【J2第2節 千葉 vs 水戸】試合後の選手コメント

2015年03月29日 11:53 by akanuma_keiko
2015年03月29日 11:53 by akanuma_keiko
●パウリーニョ選手:
「試合のリズムをつかむことができていい試合だったと思います。やらなければいけないことをしっかりホームスタジアムで見せました。前半に先制して、さらに追加点を取って、リードしていい流れでの試合運びができました。守備では失点しないというのが大事なこと。開幕戦の長崎、そして今日の水戸とてもタフで嫌なチームを相手にしながら、失点をゼロに抑えて試合を終わることができたのは、ジェフのディフェンス陣、センターバックの2人(大岩一貴とキム ヒョヌン)もすごく頑張っていてとてもよく守ってくれたと思います」
 
Q:出だしはちょっと水戸が押し気味でしたが、そこをしっかり耐えて自分たちの流れに持っていったところがあったと思います。そのへんはピッチの中でどのようにやっていたんでしょうか。
「水戸はロングボールが多いチームなので、その対応がポイントでした。でも、試合全体を見てみると水戸が作ったチャンスというのは、グラウンダーのパスをつないで、つないでという形はあまりなかったと思います。全体的にジェフのほうが数多くチャンスを作ったと思うので、そこも大事な点です。プレスをかけて水戸に流れの中からチャンスを作らせないで、セカンドボールをジェフが取った時にはチャンスを作れていたのが大きかったと思います」

Q:先制点はパウリーニョ選手が水戸のパスをカットしたところからパスをつないでのものでした。その他にも前に出て行ってつなぎのところに顔を出していましたが、攻撃面での個人の手応えはいかがですか。
「ボールを奪って持ち上がるというプレーはもちろん自分のストロングポイントなんですけど、ボールを奪うことだけに執着したくないですし、そのあとのプレーについての意識も高いつもりです。ボールを奪ってから速いカウンターにつなげるプレーはもちろん見せなければいけないところですけど、他にも自分のストロングポイントはあるので、そこも見せていきたいです」

●ネイツ ペチュニク選手:
「(得点について)ゴールというのはいつも嬉しいものなんですけど、今日は試合に勝つことができたのでさらに嬉しいです。チームが少しずつ良くなっているし、これからもっと良くなって数多くの勝利を得られると思います。連勝でいいスタートが切れたけど、ここで連勝をやめてはいけない。今日はいいゲームをしたけど、次の栃木戦のことをしっかり考えたいです」

●大岩一貴選手:
Q:開幕戦から2試合無失点という結果ですが、手応えはいかがですか。
「危ないところもありましたけど、とりあえず失点をゼロで抑えられたのは嬉しいです。でも、前の選手がすごくボールを追ってくれるし、ボランチも相手の攻撃の芽を潰してくれているので、チームとしてすごくいい感じで守れているのかなと思います。無失点にはこだわっているんですけど、前の選手があれだけやってくれているので助かっています。自分たちはシンプルにやれて守りやすいです」

Q:出だしはサイドから仕掛けられて水戸の圧力を受けたと思いますが、そこをしっかり耐えたのが大きいと思います。全体的なコミュニケーションはどうでしたか。
「もう耐えるところは耐えようという話はみんなとずっとしていたので。そういう時にどうするかというのを話して少しずつできているので、みんなで守れているのかなと思います」

Q:後半は相手が3バックに変えてきてよりサイドを突いてくる形になりました。
「後半は(水戸の)三島(康平)選手が(交代で)入ってきて、そこにいい感じでボールを受けさせないようにしようというのは考えていました。そこはみんなで話し合ってずっと準備していたので、慌てずに守れたかなと思います」

Q:ジェフの最終ラインにボールが入ってきた時、マイボールになるところで無理にパスをつなごうとしないで前に大きくクリアというのは徹底しているようでした。
「もう割り切るところは割り切ろうというのも言っていますし、それで相手を押し込めているところもあるので。もちろんパスをつなぐのも大事ですけど、大きくシンプルにやるところはやろうというのはみんなで言っているので、それでいいのかなと思います」

●中村太亮選手:
「(先制点をアシストしたクロスを上げたシーンについて)スピードに乗って中に入れば、自分がいいボールを上げれば決めてくれると思ったのでよかったかなと思います。あそこで自分をあれだけフリーにしてもらえれば、ナンボでもいいボールを上げられるので」
Q:対戦相手がジェフの左サイドを警戒してくる中で、先制点の場面はいい連係プレーをうまくできていたと思います。あれはボールを奪って速く攻められたことがやはりよかったんでしょうか。
「サイドをうまく変えてきて、ボクはフリーでボールをもらえたので。さっきも言いましたけど、あれだけフリーやったら何本でもいいボールを蹴れるので、ありがとうございました、と言いたいです」

Q:利き足の左を相手に警戒された時は、右足でクロスを上げることも意識しながら?
「後半に1回そういうシーン(ネイツ ペチュニク選手が中村選手の右足のクロスに合わせてフリーでヘディングシュートをしたが、バウンドしたボールはクロスバーの上)があったんですけど、ああいうプレーももっと出していけたらと思います」

Q:水戸は途中から3バックに変えてきてサイドの攻防がより激しくなりましたが、守備で気をつけていたのはどんなことでしたか。
「水戸はただ蹴ってくるだけやったので、そこでできるだけチーム全体をコンパクトにして、中盤とディフェンスライン、FWまでの距離を近くすることを意識していました。そして、ロングボールが入った時にはね返したあとのセカンドボールをしっかり拾って、交代で入ってきた水戸の三島選手は高さがあるのでそこだけ意識して、競ったあとのこぼれ球は後半の45分間、ウチの選手はみんな意識してやれたんじゃないかと思います」

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