ジェフ便り

【千葉vs山形】レポート:決定力不足の課題は残ったものの、スコア以上に攻守の内容で山形を圧倒した勝利

【千葉vs山形】レポート:決定力不足の課題は残ったものの、スコア以上に攻守の内容で山形を圧倒した勝利

2018年10月15日 18:59 by akanuma_keiko
2018年10月15日 18:59 by akanuma_keiko

24本ものシュートを打ちながらも得点はわずか2と決定力不足の課題は残った。だが、攻守ともに選手の距離感がよく、サポートし合うことでこぼれ球の回収率が高かった。攻守の切り替えのタイミングのよさ、次のプレーに移る速さもあって、波状攻撃をすることも多く、ほとんどの時間帯で主導権を握り続けた。スコアこそ2-1だが、終始相手を圧倒していて、このような試合がシーズンを通してもっとコンスタントにできていたらと思わせられる勝利だった。

今節の千葉は前節(第36節・熊本戦)と同じスタメンだった。だが、システムは前節のスタート時のダブルボランチの4-2-3-1ではなく、前節の途中からのアンカーシステムの4-1-2-3だった。一方、山形は今季の基本システムであるダブルボランチの3-4-2-1で、スタメンを前節(第36節・町田戦)から2人変えた。だが、その変更は負傷者の復帰によるもので、前節は山田拓巳が務めた右ウイングバックに左の太もも裏の負傷から回復した三鬼海が入り、前節は古部健太が務めた左ウイングバックに山田が移った。前回対戦(第18節)では、三鬼のCKとFKからいずれも阪野豊史によるゴールが生まれていただけに、山形にとっては心強い戦力の復帰といえるだろう。そして、前節は南秀仁が務めた2シャドーの左サイドに前節は負傷欠場した小林成豪が復帰し、前節はアルヴァロ ロドリゲスが務めた2シャドーの右サイドに南が移った。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

小林慶行監督「今回(秋田戦)の経験をしっかりと自分たちの経験値としてプラスアルファされた状態で、次に立ち向かって本当に大きな力を出していかなければいけない」

小林慶行監督「今回(秋田戦)の経験をしっかりと自分たちの経験値としてプラスアルファされた状態で、次に立ち向かって本当に大きな力を出していかなければいけない」

[重要なおしらせ]ジェフ便り 4月末でのサービス終了のおしらせ

小林慶行監督「今回(秋田戦)の経験をしっかりと自分たちの経験値としてプラスアルファされた状態で、次に立ち向かって本当に大きな力を出していかなければいけない」

【千葉vs秋田】レポート:数的不利の秋田の粘り強い守備を崩す工夫を欠き、『際』の勝負で競り勝てずに逆転負け

【千葉vs秋田】レポート:数的不利の秋田の粘り強い守備を崩す工夫を欠き、『際』の勝負で競り勝てずに逆転負け

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)