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【松本vs千葉】レポート:2点リードの有利な展開もセットプレー時の守備のまずさもあって大量失点の逆転負け

【松本vs千葉】レポート:2点リードの有利な展開も、セットプレー時の守備のまずさもあって大量失点の逆転負け

2018年06月25日 12:58 by akanuma_keiko
2018年06月25日 12:58 by akanuma_keiko



取るべきところで『1点』を取りきる力、特に相手のセットプレー時に体を張って守りきる力の不足を改めて露呈した痛恨の逆転負けだった。フアン エスナイデル監督は試合後の記者会見で、「主審が松本のファウルを3回連続で見逃した」ことで松本が優位になったというような話をした。もちろん主審には正確なジャッジをしてほしいが、ミスジャッジが自分たちにとって不利に働くことがあれば、有利に働くこともあるのは確かだ。その最たる例が2017年シーズンの第22節・讃岐戦で、13分のラリベイの先制点は正確にはラリベイがオフサイドでノーゴール、80分のラリベイのPKによる得点はそもそも相手のファウルがペナルティエリア外でPKではなかった。相手に与えられるべきFKではなかったにしても、そのFKから失点しないように守りきれる力さえあれば、そのミスジャッジに言及する必要もない。人は自分たちが得をしたミスジャッジについては語らず、損をした時に限って語るものだ。ミスジャッジがない試合がベストであるのは確かだが、「それで損をした」と試合後に言う必要のない守備ができることが最優先ではないだろうか。

今節の千葉は前節(第19節)からスタメンを2人変更。右サイドバックを溝渕雄志から茶島雄介に、ダブルボランチの一角を佐藤勇人から矢田旭に変えた。一方、松本は前節で22分に退場した岩間雄大に代わって、前節で交代出場した浦田延尚が3バックの左サイドに入り、前節は3バックの左サイドだった當間建文が3バックの中央に入った。

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