J2残留争いの渦中にありながらも川井健太新監督のもとで攻守を立て直しつつある愛媛と対戦した前節(第19節)の千葉。その試合で採用した熊谷アンドリューと佐藤勇人のダブルボランチが攻守で積極的に前へ出て『アグレッシブさ』を増した中で、41分、船山貴之のFKを近藤直也がヘディングで落としたのに反応した高木利弥が先制点をゲット。その一方で、サイド攻撃を仕掛けつつ、対角線に出すロングパスでディフェンスラインの背後を狙う愛媛の攻撃に千葉がピンチを迎える場面もあった。だが、50分、指宿洋史のパスを受けたラリベイが落ち着いてシュートを決め、勝利を引き寄せる追加点を奪った。愛媛はすぐさま選手交代とシステム変更で反撃。千葉も愛媛と同様に後半開始時から選手交代を重ねて応戦していたが、90+1分に愛媛の神田夢実に素晴らしいミドルシュートを決められてしまう。どう点を狙う愛媛が押し気味の中、セットプレーでGKの岡本昌弘がゴール前に上がってヘディングシュートという場面もあったが、千葉が2-1で勝ちきった。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
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