【写真】練習の合間には笑顔を見せながら選手を指導している長谷部茂利監督代行。
12月14日に長谷部茂利監督代行の来季はコーチとしての、そして菅原大介ヘッドコーチの来季のコーチとしての契約更新が発表された。クラブは11月25日に来季から指揮を執るフアン エスナイデル監督の就任内定を発表すると、11月28日に記者会見を行ない、その11月28日にはコーチとしてマルコス ギジェルモ サムソ氏の就任内定を発表していた。それによって長谷部監督代行と菅原コーチの去就がどうなるか気になるところだったが、エスナイデル監督は練習のメニューをある選手たちがメインで行なっている時、他の選手が休みすぎるのを嫌い、自分とギジェルモコーチが選手の2グループを同時に見る指導をしたいと話し、その際には自分とギジェルモコーチのそれぞれに1人ずつ日本人コーチが付いていることを希望した。それによるものかどうかは現時点ではわからないが、長谷部監督代行と菅原ヘッドコーチがコーチとして千葉に残るのは、今季から来季への『継続』という点では大きな意味がある。何しろ今季の千葉は、昨季の成績が勝点57で9位とJ2リーグでの過去最低を更新し、さらには関塚隆前監督以下コーチングスタッフが引き続き指導していたにもかかわらず、クラブの財政面を考慮しての契約内容の見直しや関塚前監督の指導を嫌った選手の流出などがあったとはいえ大幅な選手の入れ替えがあったため、『継続』はほぼなかったようなものだったからだ。
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