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【J2第38節千葉vs長崎】試合レポート:アグレッシブな攻守で連敗ストップもスコアレスドローでJ1昇格プレーオフ進出を逃す

試合レポート:アグレッシブな攻守で連敗ストップもスコアレスドローでJ1昇格プレーオフ進出を逃す

2016年10月31日 16:43 by akanuma_keiko
2016年10月31日 16:43 by akanuma_keiko
連敗は止まった。だが、最後までゴールを奪うことはできず、スコアレスドローに終わった。これで4試合連続ノーゴールとなり、7試合連続で勝利なし。それでも、サポーターが望む勝利をつかみ取れなかったのはチームとして悔しい限りだったにしても、最近の試合では見られなかった『攻守にアグレッシブなプレー』は随所に見られた。それは、試合後の長崎の高木琢也監督が「(千葉が)あれだけアグレッシブに来るとはちょっと自分の想像の域を超えていたかなと。だいたい15分ぐらいはプレッシャーをかけてくるチームではあるんですけど、それ以上に今日はボールの動きもよかったですし、そこで(長崎の)中盤の3枚(白星東、田中裕人、梶川諒太)がちょっとついて行けない部分ももちろんあったんですけど、なんとかしのいだ」と、冒頭の試合の感想で話すほどで、そのアグレッシブなプレーを自ら実践するとともにチームから引き出したのは佐藤勇人だった。

今節の千葉は、前節からスタメンが出場停止の町田也真人とエウトンを含めて5人代わった。GKは佐藤優也が前節までJ2リーグ戦では全試合フル出場だったのを「彼(佐藤優)が悪かったわけではなく、一つ変化というところで私のほうで決断して岡本(昌弘)を使いました」(長谷部茂利監督代行)と岡本を起用。そして、エウトンの代わりに吉田眞紀人、船山貴之に代わって前節はベンチスタートだった長澤和輝を2トップにして、右サイドハーフは菅嶋弘希に代えて前節はボランチだった山本真希、左サイドハーフは町田の代わりに井出遥也、そしてダブルボランチの一角は佐藤勇となった。一方、長崎は前節で出場停止の坂井達弥の代わりに3バックの右でプレーした前田悠佑を今節もスタメンに入れ、前節と全く同じスタメンで臨んだ。
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