少し前の話になるが、2月14日のちばぎんカップのキックオフ直前、2月2日にご逝去された千葉の元代表取締役(在任期間は1997年~2004年の約7年間)の岡健太郎氏への黙祷が行われた。
筆者が千葉をメインに取材するようになったのがオフィシャルイヤーブックの編集制作に携わるようになった1996年からなので、岡氏は筆者の取材初期に在任されていた代表取締役だった。千葉のオフィシャルサイトに掲載されたイビチャ・オシム氏のメッセージには岡氏が選手やコーチングスタッフなどとの距離感のとり方がうまかったと書かれていたが、それはメディアに対してもそうだったように記憶している。メディアに対して尊大な態度をとることもなければ、自慢げに何かを語ることもない。だからといって、メディアに媚びることもない。筆者が岡氏とお話をさせていただいた時には、気さくでさっぱりとした物腰が印象的だった。
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