第8節・愛媛戦で今季初黒星を喫すると、第9節・磐田戦も愛媛戦同様に無得点で敗れ、連敗で迎えた前節(第10節)。連戦による疲労の蓄積を考慮しつつ攻撃面の修正を図る意味で、千葉の関塚隆監督は「機動力があって攻守のスイッチを入れることができる」と評する町田也真人をトップ下で起用。今季初出場の町田が1トップを務めたネイツ ペチュニクのパスを受けようとペナルティエリアへ飛び出し、ファウルを受けて得たPKをネイツ ペチュニクが決めて先制したことで「みんな肩の力を少し肩の力を抜きながらプレーできたのかなという試合」(関塚監督)となった。熊本の弱点のセットプレー絡みで2点を奪い、パウリーニョのスーパーミドルシュートも決まって4得点と得点力不足を払拭。守備面は、前半のうちに熊本が巻誠一郎を入れてロングボール攻撃に変え、後半にはスピードのある田中達也を右サイドバックで起用してくると押し込まれる時間帯もあったが、相手のミスにも助けられながら無失点に抑えた。攻守ともに自信を取り戻した一戦といえる。
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