ジェフ便り

【選手からの便り】ラリベイ:チームメイトを思いやり、チームのために努力することを誓うストライカー

【選手からの便り】ラリベイ:チームメイトを思いやり、チームのために努力することを誓うストライカー

2017年05月02日 18:07 by akanuma_keiko
2017年05月02日 18:07 by akanuma_keiko

 

その理由をどうしてもラリベイ本人に聞いてみたかった。J2リーグ第8節・山口戦で高橋壱晟がペナルティエリア内でファウルを受け、得たPKのキッカーをラリベイが務めたことだ。筆者は山口戦には取材に行けなかったため、千葉のオフィシャルサイトなどに掲載されたラリベイのコメントを読むと、船山貴之からPKのキッカーを譲ってもらったような発言が書かれていた。思い返せば、第2節・山形戦ではラリベイがファウルを受けてPKを得ながらも、ラリベイはPKのキッカーを船山に任せ、そのPKを決めて今季初ゴールをゲットした船山はラリベイに感謝していた。

DAZNの映像を映し出しているテレビの中のラリベイは、PKのボールをセットすると険しさすら感じる厳しい表情で息を吐き、GKが動いたのとは反対方向の右隅へ落ち着いてPKを決めた。だが、J初ゴールをゲットしてもニコリともせず、千葉の選手が次々と祝福するように抱きついてもすぐに笑顔になることはなかった。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

【退団選手コラム】岡野洵:熱いチーム愛と飽くなき成長への欲求

【退団選手コラム】岡野洵:熱いチーム愛と飽くなき成長への欲求

【選手コラム】本田功輝: 『Jデビュー』を意識しすぎず通過点と捉え、日々の積み重ねを大切にする

【選手コラム】本田功輝: 『Jデビュー』を意識しすぎず通過点と捉え、日々の積み重ねを大切にする

【引退選手コラム】佐藤勇人:愛するクラブのために『闘心』で前に進んでいく姿勢を貫く

【引退選手コラム】佐藤勇人:愛するクラブのために『闘心』で前に進んでいく姿勢を貫く

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)