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【選手からの便り】佐藤勇人「自覚と責任感があって変わるコミュニケーション」

【選手からの便り】自覚と責任感があって変わるコミュニケーション

2015年12月27日 15:57 by akanuma_keiko
2015年12月27日 15:57 by akanuma_keiko
 
9月27日のJ2リーグ第34節・大宮-千葉の試合前、筆者がNACK5スタジアムのプレスルームの横の廊下で知り合いのカメラマンや記者と話をしていた時だった。その廊下を歩いてきた佐藤勇人が「ウチのロッカールームってこっちですか?」と聞いてきた。当時の佐藤勇は負傷欠場中だったが、ホームスタジアムのフクアリならばともかく、関東とはいえアウェイゲームのスタジアムに足を運び、ロッカールームに顔を出そうとしていたのだ。チームが勝つために自分ができることをしたい。佐藤勇のそんな思いがうかがえる姿だった。
千葉がJ2で戦い始めた2009年シーズンに千葉に復帰した形の佐藤勇だが、結局、6シーズン目の今季もJ1昇格を達成できないことに、シーズン終了後にはクラブ内のコミュニケーションの重要性を改めて口にした。そして、選手同士がもっと密にコミュニケーションをとり、若手選手であってももっと自分の考えを発言する必要性を語った。
「選手の間ではお互い話はしていたんですけど、ただ、実際にはその話だけで終わっていることがやっぱり多いと思うので、それを行動に移すことが自分たちは足らないと思います。それから、選手同士が話していても、淡々とではないですけど、いつものメンバーが話して終わってしまうというのがやっぱりあるので。そうなってくると発言しない選手は行動に責任感が持てないと思うし、チームとしてみんなが自然と発言するような雰囲気を作れなかったのはよくなかったと思いますね。自分は年齢が上ということもあるので、そこはすごく責任を感じます。
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