Q:先ほどの話に自分はうまいタイプの選手ではないというお話がありましたが、それでも21年間やってこられたのはどういった理由があったのでしょうか。
「まずは、これは冗談ではなくて体が頑丈だったこと。怪我をして(サッカーを)やめていく選手は非常にたくさんいるので。その中で大きい怪我もなく続けていけたことが第一だと思っていて、あとは客観的に自分を判断できたことじゃないですかね。どうしても試合に出られなかったりとかすると違う方向に行ってしまうプレーヤーって多いと思うし、自分が悪いんじゃなくて誰かのせいにしてしまうということが非常に多いと思うんですけど、そういうところを間違えずにやってこられたと思います。常に自分の悪い部分を直していけたことが長くやれたことにつながっていると思います」
Q:S級ライセンスを取得するには2週間どこかのクラブに帯同しないといけないのですが、それについては?
「それはたぶんどこでも受け入れてもらえると思うので。どこでもと言うとあれですけど(笑)。来年をどうするかは、今はまだちょっと考え中で、まだ決まっていないです」
Q:差し支えなければ、引退を決められた後の奥様やお子様などご家族の反応はどうだったのか教えてください。
「いやあー、別に何も。うちの妻は何も言ってこないし、一回も口に出したことはないです。子どもはまだ(状況が)わかっていないので(苦笑)。まあ、むしろ家に長時間いることが嬉しいみたいで。家の中には(サッカーを)やめたことの悲しさみたいなのはないですね」
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