4試合連続無失点と堅守を誇る長崎と対戦した前節(第29節)の千葉は、森本貴幸が体調不良でベンチ外となり、松田力が移籍加入後初スタメンとなった。身体能力の高いオナイウ阿道、相手の裏への飛び出しにうまさがある松田の2トップということでロングボールも使いながら攻め、32分に松田が移籍後初ゴールをゲット。相手ボールをカットしたネイツ ペチュニクのパスを中央で受けた井出遥也のスルーパスに松田が反応し、長崎のDFをかわして狙いすましたシュートを決めた。長崎のシュートの精度不足にも救われる中、前半にネイツ ペチュニクの直接FK、負傷したキム ヒョヌンに代わって出た栗山直樹のヘディングシュートは長崎のGKの大久保択生がファインセーブした。後半開始から長崎が次々と長身選手を入れてロングボールを多用して攻めるも、こぼれ球を拾ってペースは握り続けたが、62分に長崎が中央でパスをつなぐのを止められずに失点。大岩一貴を入れて3バックに変え、金井貢史と中村太亮を高い位置に上げて勝ち越しを狙ったが、大久保の好守に阻まれるなどして1-1の引き分けに終わった。
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