攻守の細部に問題はあったものの、C大阪の攻撃に粘り強く対応し、70分にCKのチャンスを生かして先制。90+2分に同点ゴールを奪われるまでの試合展開は、千葉にとって狙いに近いものだっただろう。前節は追加点を奪えそうな場面があっても奪えず、徳島に止めを刺せなかったが、徳島の決定力不足にも助けられて1-0で勝ちきった。だが、今節は失点を阻止できずに1-1の引き分けで終了。今節で勝つことで得失点差で千葉を上回る4位(前節終了時)のC大阪と勝点が並び、今節で福岡に敗れた金沢を勝点で上回って6位に浮上するチャンスを逃した。
千葉は前節のスタメンから井出遥也に代えて入れたオナイウ阿道が森本貴幸と2トップを組み、前節は2トップの一角のネイツ ペチュニクを前節は井出が務めた右サイドハーフで起用した。C大阪は前節のスタメンから玉田圭司に代わって新戦力のエジミウソンが2トップの一角に、出場停止の丸橋祐介の代わりに椋原健太が左サイドバックに入った。さらに、前節の中盤は橋本英郎のワンボランチのダイヤモンド型だったが、今節は前節のスタメンの吉野峻光に代わってスタメンの秋山大地が橋本とダブルボランチとなった。
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