ホーム連戦の第14節・金沢戦は1-1の引き分け、第15節・北九州は1-3の完敗で第16節・群馬戦を迎えた千葉だが、攻守ともにいいところがほとんどなく0-2で敗れた。これで8勝4分4敗の勝点28の4位で、首位の大宮との勝点差は6に広がってしまった。
パウリーニョが累積警告で出場停止、谷澤達也が負傷欠場でもともと苦しい状況だったが、24分に森本貴幸が警告2回で退場してさらに苦しくなった。数的不利の苦境をはね返すような選手個々のハードワークは見られず、状況判断でもミスがあって攻守の連係もちぐはぐな場面が目立った。相手の攻撃を遅らせて縦パスを簡単に入れさせない守備ができていた時間帯もあったが、前線から連動してボールを奪いに行くことができない。失点シーンに象徴されるようにボールホルダーとの間合いを空けすぎて、バイタルエリアで群馬にボールを楽に持たせてしまい、マークミスで2得点の江坂任の動きをつかまえきれなかった。
読者コメント