大型連休絡みの連戦のラストゲームとなった5月7日のJ2リーグ第12節。京都と対戦した千葉は試合を通してボールを保持しても決定機を思うように作れない中、75分に失点して敗戦濃厚となった。
だが、後半のアディショナルタイムにゴールラインを割りそうなボールをエウトンがあきらめずに粘り強く追い、そこで得たCKのこぼれ球にすかさず反応した近藤直也が90+4分に起死回生の同点ゴールをゲット。体が倒れながらもシュートを決めた近藤の泥臭いプレーは、時に相手の守備を崩すことに意識が行きがちでシュートチャンスを逃すことも少なくなかった千葉にとって、前述のエウトンのプレーとともに気持ちの強さが実ったものといえる。また、今季はJ2リーグ戦ではセットプレーからの得点がまだなかったが、1点取れたのは好材料だ。
読者コメント