ジェフ便り

●金井貢史選手
Ｑ：第23節・群馬戦の1失点目のシーンは、金井選手がアクレイソン選手にスライディングに行って守ろうとしましたが、やはり本当はあそこで金井選手がああいうプレーをしなければならなくなる状況にはしたくなかったですよね。
「相手の陣内の前の3分の1のエリアでボールを取られて、変な話、アタックゾーンでボールを取られているわけだから、せめてハーフウェイラインぐらいまでで相手の攻撃を潰してほしかったんですけど、バランスが悪くて、僕も上がり過ぎていたので。前半はパウ（パウリーニョ）が（ディフェンスラインに）落ちてサイドバックが高い位置を取るという練習もしていたので、それが逆に相手にボールを取られて、そのギャップじゃないですけど、戻る時間が足りなくなりました。サイドバックとしてはもっと速く戻らなきゃいけなかったんですけど。その部分でチームとして間が空いてしまったというのがあるし、あそこで取られた時はマサくん（田代真一選手）とパウと（町田）也真人がいたので。チームがいい時というのはあそこで何かしら相手を潰せていると思うし、逆にいえばあそこでチームとしてボールを奪いきらなきゃいけなかったと思う。中にボールを出された時にサイドハーフの選手は絞っていなきゃいけなかったと思うし、そういう一瞬の隙じゃないですけど、うちがああいうふうにやっていると相手も隙を突いてくるので。すごくもったいない失点だったと思います」