【写真】練習中にプレーを止めると、関塚隆監督は選手を自分の指示で動かしながら、攻撃時の効果的な動き方やスペースの生かし方を指導していた。
●関塚隆監督:
Q:前節(第13節)の熊本もタフでしたが、タフさで千葉が上回って久々の勝利でした。勝ったことで練習でのチームの雰囲気もすごくいいと思います。
「熊本さんの(J2リーグ戦)再開の試合ということで、ホームだったけども、気持ち的なところでは難しい試合だったと思うんですね。それをやっぱり選手たち、我々が勝負は勝負として戦いながら試合終了後には真っ先に熊本のサポーターの前に真っ先に挨拶に行けた。そういう光景というものはスポーツの素晴らしさでもあると思うし、また我々がJリーグを通してしっかりと熊本のことも思いながらも、しっかりと戦いをやっていく姿なんじゃないかと思うので。それを本当にフクアリのサポーターも含めて、別に演出したわけじゃないけども、やっぱりみんなが正しい形の試合というか、その後の形をできたというのは素晴らしかったなと思いますし、我々が実際にそのピッチにいられたというのはみんなの心の中に一つ、また新しいものを積み上げられたんじゃないかなと思いますね。
みんなもどうしていいかとか気持ちが入り乱れていたと思うんです。でも、、やはり熊本さんのプレーヤーたちも全力を振り絞ってプレーしていたし、それはもう本当に伝わってきたし、私自身も本当に心打たれました。その中でもしっかりと戦いは戦いとしてやる。こういうところの整理というかそういうものは本当に難しいと思うんですよね。実際にそこに当面した者じゃないとそこの心理状態とかいろいろな面が経験、体験できないものだと思うので。特にやはり巻(誠一郎)というこのチームの貢献者も含めていた中で、実際にしっかりと戦えたというのは大きかったなと思います」
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