得点と失点の時間帯こそ違うものの、先制したあとに追加点を奪えず、失点を阻止できずに1-1で引き分けという展開や結果は前節(第28節)と同じ千葉。今節を含めて残り14試合で、前節終了時点で勝点差25の首位の大宮はとうに射程圏内から遠ざかった存在だが、勝点差7で3位の東京Vはもちろん、勝点差9で2位の磐田はまだ射程圏内だった。それだけになんとしても勝ちきりたかったが、勝負強さを発揮しきれなかった。
千葉は前節のスタメンから体調不良の森本貴幸に代わって松田力が2トップの一角で、谷澤達也に代わって井出遥也が左サイドハーフで出場。長崎は前節のスタメンから1トップを上形洋介から木村裕に、2シャドーの一角を佐藤洸一から東浩史に変更。さらに、前節は3バックの左の古部健太を石神直哉に代えて左のウイングバックに置き、前節は3バックの中央の高杉亮太を左へ動かし、3バックの中央に刀根亮輔を入れた。今節はベンチスタートのイ ヨンジェや佐藤、ベンチ外の上形が入った時と比べると前線の高さは減ったが、長崎は立ち上がりからロングボールを前線に入れ、セカンドボールを拾って攻めた。シンプルにロングボールを入れるだけでなく、4分には右サイドで連動しながらパスをつなぎ、木村がシュートを打って千葉のGKの高木駿がセーブという場面もあった。
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