ジェフ便り

【過去からの便り】最後の『1得点』がもたらしたクラブ史上初の最高位~2001年J1リーグ1stステージ最終節~

【過去からの便り】最後の『1得点』がもたらしたクラブ史上初の最高位~2001年J1リーグ1stステージ最終節~

2015年07月30日 18:33 by akanuma_keiko
2015年07月30日 18:33 by akanuma_keiko

2001年7月21日、すでに磐田の優勝が決まっていたJ1リーグの1stステージ最終節(第15節)が開催された。2位になる可能性があった千葉(当時は市原)は市原臨海競技場でC大阪と対戦。その試合の市原のメンバーは、スタメンがGK櫛野亮、DF田畑昭宏、ミリノビッチ、吉田恵、MF坂本將貴、長谷部茂利、武藤真一、村井慎二、ムイチン、FW大柴克友、崔龍洙で、サブメンバーがGK立石智紀、DF金明輝、MF山本英臣、井幡博康、FW佐藤寿人だった。ちなみに、その試合のC大阪のスタメンには、2002年5月に市原へ完全移籍で加入する斎藤大輔がいた。

試合は立ち上がりからC大阪が激しくプレスをかけて市原に簡単にプレーさせず、市原は左サイドを使って攻めるが、有効なクロスがなかなか上がらなかった。12分には右サイドから仕掛けてクロスをC大阪のDFがクリアミスし、ムイチンが決定的なシュートを放つが、C大阪の下川誠吾がキャッチした。そして22分、市原は左サイドで崔龍洙のダイレクトパスを大柴が拾い、大柴からリターンパスを受けた崔龍洙が左サイドをドリブル突破。ゴール前に低めのクロスを入れると、これに大柴が滑り込んで右足で合わせて先制ゴールを奪取した。だが、30分にゴール前へのロングボールをミリノビッチがコントロールしきれず、こぼれ球を拾ったC大阪の尹晶煥にシュートを決められて同点となった。
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