「4年かかったかぁー」
7月4日の第21節・岐阜戦で47分に逆転ゴールであり、決勝ゴールとなったJ初ゴールを決めた町田也真人が取材エリアでペン記者に囲まれて話していると、その輪の横を通りすぎる時に金井貢史がそう言った。2012年に加入した町田がJ2リーグでスタメン出場を続けるようになってきたのは2013年の終盤で、ルーキーイヤーからスタメン定着とはいかなかったが、公式戦に出場してきた。それでもなかなか得点機をモノにすることができず、プロ初ゴールは昨年の9月10日の天皇杯4回戦・長崎戦。そして、J初ゴールはJ2リーグ戦51試合目の出場でのものとなった。金井はわざと冷やかすように言ったが、その言葉を口にした金井の笑顔からは、ようやく『J初ゴール』という目標をクリアした町田を労い、喜んでいることが伝わってきた。
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