4月1日の第5節・C大阪戦で2得点の活躍だったネイツ ペチュニク。試合後の囲み取材で筆者と一問一答状態になった時のコメントは、当日の試合後コメントとしてこの【ジェフ便り】に掲載させていただいたが、何を質問しても最後は「勝てなかったので残念」「勝ちきれなくて本当に残念」という言葉で締めくくられ、笑顔を見せることはなかった。それは彼がフォア・ザ・チームの気持ちが非常に強い選手だからだ。
ネイツ ペチュニクは千葉のオフィシャルサイトなどに「チームの目標が自分の目標」と書き、「誰がゴールを取ってもチームが勝てばうれしい」という発言をしている。それもあって、以前のインタビュー取材で「普段の言動などからフォア・ザ・チームの気持ちが強い選手なのかなと感じられるのですが」と聞くと、「自分は常にチームのことを考える選手だと自分でも思っています」と答えた。だからこそ3月下旬にヨーロッパ選手権の予選を戦うスロベニア代表に選出されても、3月28日の岡山戦からC大阪、大宮とJ1昇格争いのライバルとの試合が続くことを考えて辞退したのだ。
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