ジェフ便り

【千葉vs大宮】レポート:前節の反省を生かして球際や競り合いで体を張り、セットプレーでの『1点』で逃げきる

【千葉vs大宮】プレビュー:サイドの攻防を制して試合の主導権を握り、『攻守で前向き』なスタイルで勝利を目指す

2023年04月29日 11:25 by akanuma_keiko
2023年04月29日 11:25 by akanuma_keiko

熊本と対戦した前節(第11節)の千葉は、熊本にボールポゼッションで上回られる中、粘り強く守って簡単には決定機を作らせなかった。40分に田口泰士のCKから西久保駿介がヘディングシュートを決めて千葉が先制。61分には田口が起点となり、椿直起のドリブルの仕掛けから見木友哉、田中和樹とパスをつないで右サイドに展開する。そして、田中のグラウンダーのクロスに椿が合わせて追加点をゲットと、ここまでの試合運びは決して悪くはなかった。だが、64分に田口が右足を負傷し、髙橋壱晟と交代するアクシデントが発生。70分、熊本はCKを得ると、ショートコーナーでパスをつなぎ、千葉を揺さぶる。上村周平のクロスを大崎舜がヘディングで折り返したのを江崎拓朗に押し込まれ、千葉は課題のセットプレー絡みの失点をまたも繰り返してしまった。


『3点目』を千葉が奪えず、81分の選手交代で5バック気味の布陣に変更して守りきろうとしたが、全体が下がりすぎた。さらに、マイボールにしてもうまく前に運んでキープし、時間稼ぎをすることに関しては、交代出場の矢口駿太郎の奮闘はあったものの、そこまで思うようにできない。結局、セカンドボールを回収できず、熊本にロングボールを入れられ続ける展開になり、試合終了間際、熊本のパスのボールが千葉の小林祐介の腕に当たってPKの判定。後半のアディショナルタイムの表示は7分だったが、千葉は新井章太の負傷の治療がアディショナルタイムに入っても続いたこともあり、PKと判定されたのは90+8分。そして、90+9分に熊本の粟飯原尚平にPKを決められ、2-2に追いつかれて引き分けた。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

【千葉vs秋田】プレビュー:ファーストバトルとセカンドボールの回収で勝ち、推進力のある攻撃で得点と勝利を狙う

【千葉vs秋田】試合後コメント:藤田和輝選手「(勝点が)0か1かは大きく変わる。自分からもっと意見を出していかないといけない」

【千葉vs大分】レポート:先制後に数多くの決定機を作るも決めきれず、CKの流れから失点して1-1の引き分け

【千葉vs大分】レポート:先制後に数多くの決定機を作るも決めきれず、CKの流れから失点して1-1の引き分け

【千葉vs大分】プレビュー:前節の徳島に続き近年は相性の悪い大分に、攻守で工夫と対応力を発揮して3連勝を狙う

【千葉vs大分】レポート:先制後に数多くの決定機を作るも決めきれず、CKの流れから失点して1-1の引き分け

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)