藤枝と対戦した前節(第9節)の千葉は、千葉のプレスにハマらないようにうまく立ち位置を工夫し。ポジションを流動的に変えて攻める相手に大苦戦。特に前半は完全に藤枝に主導権を握られ、12分に、近くの選手を飛ばしたり、選手がパスをスルーしたりして、千葉の守備をかわすパスワークから、ミドルシュートを決められて失点した。反撃を仕掛けるものの、藤枝の出足の鋭い守備、藤枝のマークを外す工夫の不足もあって、決定機を作るまでには至らない。逆に40分、千葉はディフェンスラインの背後のスペースに、小森飛絢と並んで5得点でJ2リーグ得点ランキング首位の渡邉りょうに飛び出され、追加点を奪われてしまう。後半は前半の反省を生かし、攻守に『前へ』の姿勢を見せた千葉が反撃するが、千葉が田口泰士の決定的なシュートを藤枝のGKの北村海テディにセーブされると、直後の57分、またもや藤枝の渡邉にスペースを突かれて失点。62分に3人の選手交代を行ない、システムを4バックから3バックに変えて猛攻を仕掛けるが、82分の椿直起のロングシュートはゴールポストに当たってノーゴール。90+2分に田口のCKから鈴木大輔がヘディングシュートを決めて一矢を報いたが、攻守ともに大きな課題の残るショッキングな1-3の敗戦となった。
小森飛絢選手「本当に多くのサポーターが(…
■明治安田J2リーグ 第10節 4月13日(土)千葉 1-1 大分(14:03…
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