ノーゴールという結果が信じられないくらい、千葉は今節の金沢戦で多くの決定機を作った。だが、どんなに惜しいシュートであっても、そのシュートが決まることはなかった。金沢のGKの白井裕人のファインセーブに阻まれたものもあったし、シュートの精度不足を露呈したものもあった。その一方で、金沢の先制点は、おそらくクロスが運良くゴールマウスに飛び込んだというラッキーなものに見えた。ただし、レオ バイーアがクロスを上げるまでの金沢の攻撃は、千葉のプレスが後追いになるようなパスワークだった。また、金沢の2点目は、今季の千葉の失点パターンと言えるセットプレーでのこぼれ球からのシュートによるものだった。多くの時間帯で千葉がボールを保持し、主導権を握って戦えてはいたものの、勝敗を分けるプレーで結果を出したのは金沢。千葉は攻撃でも守備でもやるべきことをやりきれず、0-2と無得点&複数失点で敗れたため、今季のJ2リーグ戦の試合の6分の1を消化したことになる今節終了時点での順位は、得失点差の問題もあってJ3自動降格圏内の21位にまで下がった。
小森飛絢選手「本当に多くのサポーターが(…
■明治安田J2リーグ 第10節 4月13日(土)千葉 1-1 大分(14:03…
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