第4節終了時点で3勝1分と好調な大分と対戦した前節(第5節)の千葉は、4バックにシステムを変え、第4節・秋田戦で負傷交代した新井章太の代わりに鈴木椋大、さらに小林祐介、末吉塁の代わりに熊谷アンドリュー、福満隆貴がスタメンとなった。だが、ラストパスやシュートの精度不足に加えて連係不足も目立ち、13分と早い時間に大分の高畑奎汰に直接FKを決められて失点。選手の立ち位置を少し修正した後半は、千葉が攻める時間が長くなったものの、やはり思うようにシュートまで持っていけないのが目立った。セットプレーでも大分の粘り強い守備もあって決定機を作りきれず、72分、自陣の左サイドからのクロスをファーサイドに入ってきた大分の高畑に頭で合わせられ、ワンチャンスをモノにする形で追加点を奪われてしまう。選手交代で反撃のパワーを強めようとした千葉は90+5分、交代出場の風間宏矢のアーリークロスを、パワープレーで前に上がっていた新井一耀がシュート気味に折り返し、これに交代出場のブワニカ啓太が詰めて得点。だが、もう1点を奪うことはできずに1-2で敗れ、第5節終了時点の千葉の戦績は1勝1分3敗の勝点4で、まだシーズン序盤ではあるものの、順位は19位とJ2残留を争うような位置にまで沈んだ。
【千葉vs秋田】試合後コメント:藤田和輝…
■明治安田J2リーグ 第11節 4月21日(日)千葉vs秋田(14:00KIC…
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