ホーム開幕戦だった前節(第2節)の千葉は、前半から狙いの前からのプレスが機能し、19分に小林祐介のインターセプトから攻撃に転じると、小林のパスを受けた呉屋のヒールパスから小森飛絢がうまくボールを持ち出して先制点をゲット。幸先のいい立ち上がりだったが、前半の終了間際に警戒していたイサカ ゼインに同点ゴールを許してしまう。後半も千葉は決定機を複数作ったが、シュートの精度などを欠いて決めきれないでいると、62分にデラトーレ、83分にチアゴ アウベスに決定機を確実にモノにされて3失点。千葉は1-3の逆転負けを喫して、連勝スタートとはならなかった。
「決定機で決めきれていれば違ったゲームになった」と話したのは小森だが、その一方で1対1の局面でシュートを防ぎきれなかった守備にも課題が残った。チーム全体が攻守で前に行く姿勢を貫き、攻めに出たところの背後を相手が狙ってくるのは承知済みのはずで、選手個々の対応、そして声かけを含めた連係を、今週は再確認して修正を図るべくトレーニングに臨んだようだ。
読者コメント