●山口智さん:
Q:オシムさんの追悼試合をやって、率直なお気持ちはどのようなものですか。
「改めて偉大な方だったなと思いますし、日本サッカーのことを考えて成長させようとされて、サッカー界で仕事をしてこられる時もあったとは思うんですけど、それがまだまだ残っているなと再確認できたのと、自分自身もやっぱりその時の教えとか言われた事というのが残っているなというのは思いました」
Q:オシムさんがジェフの監督をされていた時は、山口さんは対戦相手のチームの選手でしたが、日本代表の選手としてオシムさんの教えを受けられて、今、ご自身が監督の立場(2021年6月から湘南の監督)になっています。そういった意味で、今までオシムさんから受けたものが変化したりしたことはありますか。
「そうですね。その時に言われたのは、選手って自分のプレーが一番だと思って選択してやるんですけど、ただ、その引き出しを増やしてくれたことというのがあります。僕はA代表の試合ではないですけど、合宿とかで言葉をもらって、そこにすごく自分の変化を覚えたというのがあるので。なんかそれが今の自分自身もけっこう気を付けていることというか、否定せず、それにプラスアルファのところでヒントを与えて、考えさせるという言い方はおこがましいですけど、そういう存在でありたいなというのがあるので、そういうものがすごく残っているなと思います」
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