今季のJ2リーグ戦もいよいよ残り2試合、ホームゲームは今節が最終戦となった。ただ、チームは前節(第40節)で秋田に0-3と完敗を喫してしまっただけに、10月14日の練習後のオンラインでの囲み取材で田口泰士が話したように、今節に向けての流れは非常に良くないものとなってしまっている。だが、その流れを変えられるのは、自分たちであることは間違いない。前節では球際の勝負を意識しながらも、失点シーンでは相手への寄せの甘さ、ゴール前への戻りの遅さなど、気をつけて意識したプレーをすれば、失点を防げたものもあった。また、攻撃面では序盤に櫻川ソロモンや高木俊幸に決定機があり、精度不足や秋田のGKの好守で先制点とはならなかった。今季の千葉の戦いぶりを見ていると、やはり先制点の重要性が非常に高い。ホーム最終戦という時期でもまだ千葉は、シーズン当初からの攻守の課題をクリアできていない。だが、前節終了時点での戦績は15勝10分15敗の勝点55の10位で、6位の徳島との勝点差は4。J1参入プレーオフ進出圏内(3位から6位)入りにわずかながらも可能性を残しており、その可能性は今節で勝たなければ(勝った場合でもほかの上位チームの結果次第で)、完全に消滅してしまう。今節は千葉の意地を見せ、何が何でも勝ちきらなければいけない一戦だ。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
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