J1参入プレーオフ進出に向けてラストスパートという時期に入り、第35節・金沢戦を2-0、第36節・岩手戦を2-1と連勝し、3連勝を目指した前節(第37節)の千葉。先に複数の得点チャンスを作ったものの決めきれないでいると、22分、サイドバックの選手が中央に入ってくるなど選手が流動的に動き、ダイレクトを交えたパスワークを見せた山形に先制点を許してしまう。44分には田邉秀斗が負傷交代というアクシデントもあったが、千葉は失点以外では簡単に決定機を作らせずに守った。尹晶煥監督は何としても得点して勝つため、56分、一気に4人の選手交代を行ない、フォーメーションを4-2-3-1に変更。63分にはチャン ミンギュがボールを持ちあがり、リカルド ロペスのスペースへのパスからチアゴ デ レオンソが決定機を迎えるが、ボールコントロールの影響で彼に追いついたDFの守備もあり、シュートを決めきれない。逆に85分、またもやダイレクトパスを交えながら中央突破を図った山形のパスワークに守備が後手となり、痛恨の2失点目を喫してしまう。試合を通して簡単にアーリークロスを入れてしまうなどクロスの上げ方にも課題があり、後半のアディショナルタイムのパワープレーも実らずに0-2で敗れた。
【千葉vs大分】レポート:先制後に数多く…
■明治安田J2リーグ 第10節 4月13日(土)千葉 1-1 大分(14:03…
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