千葉にとってはあまりにももったいない敗戦だった。今節に向けてのトレーニング期間に、新型コロナウイルス感染症の陽性判定者が3名出たと発表するなど、引き続き試合のメンバー構成に苦労することは予測できていた。実際のところ、今節までに急遽、千葉U-18所属の谷田壮志朗が2種登録されたことで、DFの人数不足は明らかだった。試合のメンバーが発表されてみれば、主力のチャン ミンギュ、新井一耀の名前がない。急造3バックは奮闘したが、前半のうちに熊谷アンドリューが負傷交代のアクシデントが発生。さらに苦しい状況になる中、試合展開も先制を許す苦しいものだった。それでも、一度はPKで1-1に追いついたが、攻撃では連係ミスや選手個々のプレーの精度不足が目立ち、『2点目』を取れない。ならば、引き分けで勝点1を得られればよかったが、町田に与えたPKを決められて1-2の敗戦。J1参入プレーオフ進出圏内(3位から6位)を目指す千葉にとって、勝点をまったく得られない敗戦はダメージの大きなものとなった。
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