ここ数試合は課題の得点力不足から勝ちきれない試合が続いていた千葉だが、今節では思いがけない形での試合開始早々の先制点奪取があり、それが選手に落ち着きと余裕をもたらした。さらに、群馬のプレッシャーの厳しさやセカンドボールへの反応の速さは、前回対戦(第5節)ほどには千葉を困らせるものではなく、それも今節の試合展開に好影響を与えた。千葉の決定機は得点になったシーンくらいで多くなかったが、その少ない決定機を確実にものにして3得点。群馬の決定力不足やシュートに持ち込むまでの攻撃での連係ミスなどにも助けられたが、粘り強い守備で無失点に抑えた3-0の勝利となった。前節(第29節・岡山戦)に続いて、見木友哉、熊谷アンドリューといった主力、そして攻守で奮闘を見せてきた西久保駿介は欠場したが、出場機会を得た選手たちが攻守で奮闘した。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
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