最近の公式戦では選手の負傷交代が続いている千葉は、第19節終了時点で首位に立っていた仙台と対戦した前節(第20節)でも、24分に鈴木大輔が負傷交代するアクシデントが発生した。センターバックで長時間プレーできる選手がベンチには不在であることから、尹晶煥監督はブワニカ啓太を入れ、想定していた4-2-2-2にフォーメーションを変更。仙台の攻撃を前からのプレスでうまく抑えつつ、ピッチを幅広く使った攻撃で得点を狙った。前半は互いに決定機を思うように作れなかったが、後半になると48分に西久保駿介のクロスをチアゴ デ レオンソがDFと競り合ったこぼれ球から、ブワニカがヘディングシュートを決めて千葉が先制。そのわずか2分後。カウンター攻撃のような形で、チアゴ デ レオンソからの絶好のスルーパスを受けた見木友哉が、GKの動きをよく見たループシュートを決めて追加点を奪った。後半の中盤以降は仙台の猛攻を受けて押し込まれる時間が長かったが、最後のところで体を張る守備、そして新井章太の2度のスーパーセーブもあって無失点。2-0と3試合連続での複数得点で、今季初の3連勝を飾った。
小林慶行監督「アタックのところのクオリテ…
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